A0サイズのポスター印刷
1：A0サイズの大きさ
A0サイズの大きさは841×1189mmになります。広げた新聞紙を2枚並べたものよりやや大きいサイズです。身長160cmくらいの女性ですと、肩からすねあたりが隠れるくらいの大きさです。なお、A0サイズはA判のなかで最も大きなサイズです。2：A0サイズでポスターを作成するメリットとポイント
■A判のなかで最も大きい 紙のサイズにはA判とB判の2種類があります。A判は国際規格なので世界中の国々で使用されている規格、そしてB判は日本独自の規格です。 A0サイズは、国際規格であるA判のなかでは最も大きなサイズです。そのため、国際規格に沿ったもので、少しでも大きなポスターを作りたい場合に適していると言えます。インパクトもあるので、デザインを工夫することで大きな広告効果が得られるでしょう。3：A0サイズのポスター用途例
■学会発表や研究発表のポスター 特に文系や医学系の学会では、研究発表を行う際に大きなポスターを使用することがあります。その場合、ある程度遠くからでも見えるようにしなければいけません。研究内容によってはかなり細かい数値やデータを書くこともありますので、大きな紙が必要でしょう。 そこで活用されるのがA0サイズです。A0サイズであれば長辺の長さが1mを超えているので、たくさんの情報を載せることができます。なお、学会用のポスターを作成する際には、真っ白なA0の紙に、情報やデータを書いたA1などの紙を貼り付けていく方法もあります。しかし、その方法ではあまり綺麗に仕上がりません。せっかくの広いスペースを有効活用できないので、できれば1枚で仕上げてみてください。■新製品などの発表会 企業が新製品を発表する際に、新製品発表会を開くことがあります。規模が大きなものであれば多くの記者も集まって、とても注目されます。そんな発表会では、新製品をいかに多くの人にアピールするかが大切なので、A0サイズのような大きなポスターが使用されています。発表会が行われるような広い会場であれば、大きなポスターでも問題なく掲示することもできるでしょう。一般的に使われる仕切り用パネルとの相性がいいという側面もあります。 なお、記者やマスコミも呼んで発表を行う場合は、写真や映像のうつり方にも注意が必要です。写真や映像を通すと、ポスターが光で反射したり、色の見え方が少し変わったりすることもあるので、そのことも考えて作成してください。
■学校での活用 A0サイズは一般家庭ではなかなか使われないので、あまり見る機会がないと思っている方は多いかもしれません。しかし、意外と学校ではいろいろな場面で活用されています。 たとえば、小学校の50音表です。教室の後ろなどに貼ってあり、見覚えがある方もいるのではないでしょうか。小学生がひらがなやカタカナを学習するために貼ってあるものなので、教室のどこからでもはっきりと見える必要があります。A0サイズほどの大きさがあれば問題なく見えるでしょう。 さらに、入学式や卒業式などの式典でも使用されることがあります。プログラムが書かれたものが、体育館の上のほうに貼ってあるのを見たことがある方も多いでしょう。A0は非常に大きいサイズなので馴染みが薄いかもしれませんが、意外と身近に活用されているものなのです。
4：A0サイズポスターを作る方法
■印刷会社に依頼する A0サイズが印刷できるプリンターは、一般家庭にはまずありません。学校や会社でも、導入されているケースは非常に少ないでしょう。 そこで、印刷を専門に行っている会社に依頼して作ってもらう必要があります。特に、新商品発表会などの場合は高いクオリティも求められるので、きちんと依頼したほうが安心でしょう。 さらに、大きなポスターに自分で撮影した写真などを載せる場合は、画質にも注意が必要です。引き延ばされることで画質が落ちる心配がある場合は、スタッフに相談してみましょう。■ネットプリントを利用する方法もある 学会発表や学校での使用など限られた人に見られるものであれば、ネットプリントを利用するという方法もあります。ネットプリントでは、一般的なウェブショップと同じように、紙のサイズや種類などを選択して購入ができます。とても手軽ですが、専門スタッフが印刷し、仕上がりが非常にきれいなので、十分満足できるでしょう。なお、A0サイズを日常的に目にしていない場合、届いてから想像以上の大きさに驚くこともあるので、事前に貼る予定の場所の大きさを測っておくことをおすすめします。 ネットプリント業者はたくさんあり、迷いますが、ポスターの作成であれば「瞬速プリントサービス」を利用してみてはいかがでしょうか。ポスター印刷専門店なので、安心して任せられます。さらに料金も格安で、A0サイズを普通紙・通常便で注文すると、1枚1,550円（会員価格、税別）です。お手頃価格なので、個人でも注文しやすいのではないでしょうか。学会発表用ポスターなどに利用してみてください。
- A0サイズ のポスター印刷 学会発表やイベントで多く用いられるA0サイズのポスターを制作する
- A0サイズは1189mm×841mmと大きなサイズのポスターになりますが，いろいろな学会発表やイベントなどで多く用いられることがあります。理工学や情報工学系の学会発表の場合には立体物などが使用されることも多いですが，人文や医学系ではポスター発表形式というのが多いのです。
その際に，A4サイズで印刷されたポスターをパネルに貼り出すより，A0サイズのポスター1枚を貼った方がきれいで分かりやすいです。このような理由から人文や医学系の学会発表において，A0サイズのポスターが使用されるケースが多いのです。
ただA0サイズの大判ポスターを制作する場合には，どのような方法で作成すれば良いのか，印刷はどうすれば良いのかなど様々な疑問が生じます。A4サイズのポスターならパソコンで簡単に作成することもできますし，自宅などで印刷することも可能なので比較的気軽に作れます。しかしA0サイズを制作するのも基本的にはA4サイズと同様で，大判ポスターということに注意する点を理解していれば問題ないです。
A0サイズのポスターを制作する際に注意したいのは，ポスターに写真を使用する際の画素数で，拡大した時に写真がガタガタにならないように心がけることです。その為には，デジカメで撮影する時には必ずその機種の最大サイズで撮っておくと良いですし，できることなら一眼レフカメラを使用すると良いです。
A0サイズのポスターを制作する際に，会社や大学に大判サイズが印刷できる印刷機があればいいのですが，そうでない場合には印刷会社などに依頼することになります。その為，マイクロソフトのOffice製品やIllustrator・Photoshopなどのパソコンソフトで作成したデータであっても印刷ができるかを確認することです。特にWordやPowerPointでデータを作成した場合は，印刷できない可能性もあるので，その点に注意する必要があります。
ちなみに印刷を依頼する方法としては，印刷会社に直接データを持参する方法があって，この場合なら即日仕上がりも可能です。またWeb上でネット印刷会社に申し込み・出稿をする方法もあり，この場合なら約3日～1週間程度で仕上がり郵送してくれます。費用についてはお願いする会社によって異なるので一概には言えませんが，一般的にはネット印刷会社の方が安くてお得です。このように学会発表などで使用されるA0サイズの大判ポスターを制作することは，注意点さえ知っておくと比較的簡単にできるものなのです。
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