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現代演劇ポスターコレクションの数々をご紹介します

現代演劇ポスターコレクション

現代演劇ポスターコレクションの数々をご紹介します

昔,街に貼られていた現代演劇のポスターを年代別にみることができる書籍が,新国立劇場情報センターから発行されています。これは,1998年から日本芸術文化振興会の委託でポスターハリス・カンパニーが編集し,様々な年代の演劇ポスター界を振り返ることができる本です。

書籍の内容としては,演劇ポスターの中から年間秀作を選択して,新国立劇場舞台美術センター資料館に展示した作品の図録です。ちなみに,掲載されるポスターは400点前後のコレクションの中から約90点前後選択されるので,結構高い競争率と考えられます。

しかも縮小したものを表紙にカラーで一覧掲載されるので,目立つ位置に載るかどうかで製作側の喜びにも違いがあります。それからポスターを新国立劇場が収蔵してくれるので,ポスターが大切に残るということは制作側にとっても感慨深いものです。

主な現代演劇ポスターコレクション

例えば,「現代演劇ポスターコレクション1998.4~1999.3」という本には,平成10年度の街に貼られていた現代演劇のポスターが紹介されています。

その他にも「現代演劇ポスターコレクション1999」,「現代演劇ポスターコレクション2005」などがあって,本文はモノクロで約40ページ前後の本となっています。公演時にポスターを製作しているカンパニーなら知っておくべき存在の書籍という声もある現代演劇ポスターコレクションです。

ただし,年代によっては販売されていなくて閲覧のみというケースもあるので,その点も知っておく必要があります。

「現代演劇ポスター展」と共に楽しむ

こうした書籍と共に現代演劇ポスターのコレクションを数多く楽しめるのが,様々な会場で開催される現代演劇ポスター展というイベントです。これは,演劇ポスター配布とその収集で有名な株式会社ポスターハリス・カンパニーが主催する展覧会で,1992年より開催されているものです。

例えば,1960年代後半から70年代・80年代のポスターをはじめとし,現在に至るまでのポスターを約150点程度紹介する展覧会がありました。また,70年代から現代までポスターを約80点程度一挙展示するイベントもあって,ポスターの可能性を再認識することができるといった声も聞かれる内容となっています。それから展覧会は時代の記憶装置で時空を超え当時の自分の記憶が甦ってきたという来場者の感慨の声もあるのです。

現代演劇ポスターコレクションと現代演劇ポスター展により,遠い記憶が想い起こされると共に今後のポスターにも活かすことが可能と考えられます。

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